ODA資金約2千億円が未使用のまま 指摘受けた外務省が改善策

JNN/TBS
2021年11月25日 (木) 22:08

ODA(政府開発援助)で、使われないままの資金が2000億円近くに積み上がっているとの指摘を受け、外務省が25日、改善策を発表しました。

ODAのうち、途上国への無償資金供与はJICAを通じて行われていますが、相手国の政情不安やコロナ禍などによって、使われていない資金が2020年度末の時点で1960億円まで積みあがっています。先月、財務省の審議会が指摘し、改善を求めていました。

これを受け、外務省の吉田外務報道官は25日の定例会見で、このうち1216億円はすでに工事が完了し、相手側への支払い待ちの状態と確認できたことを明らかにしました。残る744億円のうち、一定の期限を超えても進捗しないプロジェクトについては、プロジェクトの打ち切りや国庫返納も含めて検討し、当面、100億円規模の削減を目指すとしています。(25日15:42)