米で感謝祭5000万人が大移動 感染再拡大の兆しも・・・

JNN/TBS
2021年11月26日 (金) 08:01

25日から感謝祭の連休が始まるアメリカ。“コロナ前”の日常が戻りつつあり、ニューヨークのターミナル駅には前の日の朝から旅行客が次々と姿を見せました。

記者
「こちらは別の州へ向かう列車の入り口ですが、旅行鞄を持った人たちで長い列ができています」

今年は、去年より640万人多い5000万人を超える人がアメリカ国内を移動するとみられています。

記者
「何が楽しみですか?」
ニューヨークに来た人
「ブロードウェイ!」
記者
「特に何がですか?」
ニューヨークに来た人
「ライオンキング!」

旅行客
「去年は家族で集まれなかったので、久しぶりです」

旅行客
「おじいちゃんに会いに行きます」
記者
「何を食べますか?」
旅行客
「七面鳥とハムと野菜と・・・」

ただ、アメリカでは、今月に入ってから感染者が増加に転じ、1日9万人を超えています。中でも、子どもは今月に入ってからの2週間で感染者が32%増加。感染者全体の4人に1人が子どもです。それでも小学生のワクチン接種開始に続き、18歳以上の全員を対象にした追加接種も始まっていて、旅行客に大きな不安は見られません。

旅行客
「心配はしていません。追加接種もしましたし、子どもたちも1回接種しましたから。対策はすべてやっているので、不安はないです」

そして、この人も・・・

アメリカ バイデン大統領
「今年の感謝祭は、感謝すべきことがいっぱいです。効果的で安全で無料のワクチン、希望をもたらし、最悪の危機を終わらせることができる新たな治療法もそうです」

しかし、この日、WHOのテドロス事務局長は・・・

WHO テドロス事務局長
「多くの国や地域で、“ワクチンがパンデミックを終わらせた”との間違った安心感があり、懸念している」

念頭にあるのは、ヨーロッパでの感染再拡大です。WHOは前日にもヨーロッパ地域事務局が“管轄地域内における死者が来年3月までに、さらに70万人増える”との予測を発表しています。

25日、ドイツでは7万5000人を超える新規感染者が発表され、最も多かった24日より9000人以上増え、過去最多を更新しました。死者も累計で10万人を超えています。

ヨーロッパ疾病予防管理センターは、“18歳以上への追加接種を検討すべき”だとする見解を示していますが、WHOは、改めてマスクの着用など感染対策の必要性を訴えました。(25日17:01)