南アで新たな変異ウイルスが急拡大 デルタ株より感染力強い恐れも

JNN/TBS
2021年11月26日 (金) 12:58
南アで新たな変異ウイルスが急拡大 デルタ株より感染力強い恐れも

南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスの感染が急拡大しています。専門家からは「デルタ株」よりさらに感染力が強いおそれがある、との指摘も出ています。

南アフリカの保健当局は25日、最大都市ヨハネスブルクなどがあるハウテン州を中心に新型コロナウイルスの変異ウイルス「B.1.1.529」が急拡大していると明らかにしました。

ウイルスには30を超える変異があり、専門家は、「これまでのものとはかなり違う」と指摘。感染力がデルタ株よりさらに強かったり、免疫による攻撃を一定程度すり抜けたりするおそれがあるとしています。ただ重症化率やワクチンの効果への影響などは分かっておらず、WHO=世界保健機関は26日に会合を開き、対応などを話し合う見通しです。

こうした中、イギリス政府は予防的措置として26日の正午から、南アフリカなど6か国からの航空便の乗り入れの見合わせを発表しています。

またヨーロッパでの感染再拡大も深刻です。ドイツでは、1日の新たな感染がおよそ7万6000人と過去最多を更新、これまでの死者の数は10万人を超えています。

一方、新規感染者が連日3万人を超えているフランスでは、来年1月15日以降ワクチンの追加接種を受けなかった場合、飲食店などを利用する際に必要な「健康パス」が無効になると発表されました。追加接種は、2回目の接種完了から7か月までの間に行う必要があるということです。 (26日11:17)