
■プロ野球 巨人7ー6中日(14日 東京ドーム)
巨人が今季3度目の3連勝で24勝18敗の貯金6。2位・広島とゲーム差なし、首位・ヤクルトと0.5ゲーム差となった。
3戦連続野手は同オーダーで、1番丸佳浩(33)、2番ウォーカー(30)、3番ポランコ(30)、4番岡本和真(25)、5番中田翔(33)で上位打線を組む。中日先発の2年目・高橋宏斗(19)に4回までポランコへの2四球のみで無安打に抑えられる。
5点を追う6回、丸、ウォーカー、ポランコの3連打で1点を返し、岡本和の四球でなおも無死満塁で、中田がセカンドフライ、大城卓三(29)が空振り三振、代打・中島宏之(39)が押し出しの四球を選び2点目を奪うも、ここで交代した2人目・清水達也(22)に中山礼都(20)はピッチャーゴロに打ち取られた。
7回、今季11試合無失点の3人目・祖父江大輔(34)に対して、1死から丸、ウォーカーの連打で1死一・二塁とし、ポランコのタイムリーツーベースで1点を返す。ポランコは9打数連続安打を記録。岡本和が申告敬遠されて1死満塁の場面、中田がカウント1―1から135キロのスライダーをレフトスタンド最前列に叩き込む4号満塁弾で逆転し7―5。中田の満塁本塁打は今季2本目で、自身7本目。中田はヒーローインタビューで「前の打席に満塁で打てずに悔しかった。(逆転満塁弾は)すごく気持ちよかったです。(ファンの皆さんに)すごい声援ありがとうございます。」と笑みを浮かべた。8回に打席が回ってきたポランコはセンターフライに倒れ9打数連続安打で止まった。
先発のシューメーカー(35)は2回に高橋周平(28)に1号2ランを打たれるなど5回5安打4失点。3人目・平内龍太(23)が2勝目。6人目・デラロサが1点を失うも今季初セーブ。大勢(22)はベンチから外れていた。
中日は3連敗となり、19勝19敗の勝率5割、巨人とは3ゲーム差に広がる。3人目・祖父江が今季黒星。
【14日プロ野球の結果】
広島3ー5ヤクルト(マツダスタジアム)
DeNA2ー9阪神(横浜スタジアム)
西武5ー4楽天(ベルーナドーム)
日本ハム2ー0ソフトバンク(札幌ドーム)
オリックス1ー0ロッテ(京セラドーム大阪)