「行かなきゃ一生後悔する」うどん店に転身発表の老舗そば店が115年の歴史に幕 最後の日に惜しむ常連客続々

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2022年5月16日 (月) 22:12

うどん店に転身すると明らかにしていた老舗の人気そば店が115年の歴史に幕をおろしました。「何千、何万回と蕎麦を茹でてきた」という店主。その“最後の営業日”には、たくさんの常連が駆け付けました。

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■老舗そば店が115年の歴史に幕 迎えた最後の日

東京・江東区にある創業115年になる蕎麦店「小進庵」。5月15日、多くの人が訪れていた理由は…。

常連客
「皆で最後にお別れを言いに来ました」
「このタイミング逃したら一生後悔するなと思って、もう本能で行かなきゃって、食べることができました。満足しました」

115年の歴史に幕をおろすことになりました。4代目店主・大森貴行さんは…。

4代目店主・大森貴行さん
「蕎麦屋でこうやって育ってきて、もう何千回何万回ってそば茹でて、これが最後なんだなっていう風には思います」

■最後のお客さん「きっかけはSNSの画像」

多くの常連さんが訪れる中、最後に来店したお客さんは常連さんかと思いきや、最後は初めてのお客さんでした。

お客さん
「私、ここ初めて。原宿からきました」

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なぜ最後の日に来店したのか。きっかけはSNSでした。

お客さん
「家族がアレルギーになっちゃったのでうどん屋に変わりますっていう張り紙の画像をSNSで見て」

■そば店からうどん店に転身「明日からまた第一歩が始まる」

実は3年前、店主の2人の子どもに「そばアレルギー」が判明。いつか治るかもしれないという思いで営業を続けてきましたが、家族の健康を考え「そば店」から「うどん店」に転身することを決断したのです。

115年続いたそば店をやめることを決断した店主は…。

4代目店主・大森貴行さん
「うどん屋さんになっても、たくさんの方に愛されるようなお店になっていきたいと思います。明日からまた第一歩が始まるなって思います」

今月下旬予定でうどん店として再開するといいます。