日本政府が“一方的な開発”に抗議 中国が東シナ海で海上施設設置を完了で

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2022年6月21日 (火) 15:06
日本政府が“一方的な開発”に抗議 中国が東シナ海で海上施設設置を完了で

中国が東シナ海でのガス田開発を巡り、日中両国の地理的中間線の西側に海上施設を設置したことについて、松野官房長官は、一方的な開発行為であるなどとして、抗議したことを明らかにしました。

松野博一官房長官
「中国側が同海域において、一方的な開発行為や、その既成事実化の試みを進めていることは極めて遺憾であります。本件について、直ちに外交ルートを通じ、中国側に抗議をすると」

松野官房長官は、東シナ海の排他的経済水域や大陸棚の境界が確定していない状況の中で、中国が一方的に海上施設の建設を進め、設置を完了させたことを非難しました。

今回、中国による設置が確認された構造物は同エリアで17基目となります。

松野官房長官は、2008年の東シナ海での資源開発の日中間協力に関する合意について早期に交渉を再開させるよう、中国側に強く求めたとしています。

中国外務省 汪文斌報道官
「中国の東シナ海での石油・ガス田開発活動は、いずれも争いのない中国の管轄海域にあり、完全に中国側の主権の権利と管轄の範囲内のことだ」

一方、中国外務省の汪文斌報道官は21日の記者会見でこう述べ、行為の正当性を主張。「日本側は、とやかく言うべきではない」と反発しています。