「女性ももっと男の人に寛大に」少子化や未婚めぐり自民党・桜田元五輪担当大臣が発言 批判も

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2022年7月7日 (木) 13:09

「女性ももっと男の人に寛大に」。自民党の桜田義孝元五輪担当大臣が応援演説の際に発言した内容が波紋を広げています。少子化問題や結婚しない人の増加に関連する発言ですが、その原因を女性側に求めているとも受け取れ、批判の声があがっています。

■また失言?街からは批判の声

千葉県内で7月5日に行われた参院選の自民党候補の応援演説。多くの有権者が見守る中、駆けつけた桜田元五輪担当大臣が少子化問題や未婚者の増加に関連して話した内容です。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

桜田義孝元五輪担当大臣
「少子化は大変な問題なんです。今どんどん結婚しても(1家庭あたり)2人お子さんをつくらない、1.4人くらいになってしまう。結婚しない男女が結構多いんですよね。50歳の男の人で20%が独身だっていうんですよ、パートナーがいない。ちょっと言いづらいことですが、男の人は結婚したがっているんですけど、女の人は無理して結婚しなくていいという人が最近増えちゃっているんですよね。嘆かわしいことですけれどもね。女性ももっともっと男の人に寛大になっていただけたらありがたいなと思っている」

“女の人は無理して結婚しなくていいという人が増えている”
“女性ももっと男の人に寛大に”


少子化や未婚者増加の原因を女性側に求めているとも受け取れる発言です。しかし、本人、気になることがあったのでしょうか。

桜田義孝元五輪担当大臣
「ちょっと問題発言かなと思うんですけれども、男性の希望としてはそういうことを思っているということでございますので、よろしくお願いします」

一連の発言の後、「ちょっと問題発言かなと思う」と自らの発言内容に問題があることを振り返った桜田氏。街からは批判の声が聞かれました。

20代女性
「寛大になってほしい…女性はだいぶ男性に寛大じゃないですかって感じ」

40代男性
「今にちょっと合わないというか、女性も男性も等しく働いていて、こうあるべきだというのは古いというか、おじさん発言かな」

20代女性
「(女性が)結婚しないことを選ぶのが男性にとって不都合で悪いことで、もっと寛大にならなきゃいけないみたいなことではないと思うので、自由に選んでいいのかなと」

今回の桜田氏の発言について、ジャーナリストとして、女性活躍などの分野で講演活動を行う白河桃子氏は。

TBS NEWS DIG Powered by JNN

相模女子大学大学院 白河桃子特任教授
「少子化のために我慢してくださいと女性にだけ我慢を強いるような発言に見える。結婚に限らずパートナーを持つ持たない、産む産まない、これらは人権に関わる問題。女性個人の責任に転嫁しているところが非常に良くない発言だと思う」

桜田氏の周辺は今回の発言の意図について、取材にこのように答えました。

桜田氏周辺
「おそらく桜田としては男性か女性どちらかを一方的に揶揄するような意図ではなく、男女ともに思いやりが大事で、お互いのことを尊重していける社会にしていきたいという意図であったと考えている」