ロシア産農産物の輸出も求める姿勢 プーチン大統領がエルドアン大統領と会談

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2022年8月6日 (土) 06:21

ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と会談し、ウクライナからの穀物輸出とともにロシア産農産物についても輸出を求めていく姿勢を示しました。

ロシア プーチン大統領
「ウクライナからの供給開始とともに、ロシア産農産物と肥料の世界市場への供給についても合わせて決定されたことに感謝申し上げる」

プーチン大統領は5日、ロシア南部のソチでエルドアン大統領と会談し、黒海を通じた輸出再開への協力に謝意を表明するとともに、ロシア産農産物についても輸出を求めていく姿勢を改めて示しました。

これに対し、エルドアン氏は「両国関係の新たなページが開かれると期待する」と応じたということです。

両首脳は先月19日にもイランで会談を行ったばかりで、今回、エネルギー分野をはじめとする両国の経済協力を新たなレベルに引き上げることで合意したとしていて、トルコはNATO=北大西洋条約機構の加盟国でありながらロシアとの関係を深めています。

また、トルコのアナトリア通信によりますと、両首脳はシリア内戦の「恒久的な解決」に向けた政治的プロセスの重要性を強調、「シリア内のテロ組織との戦いにおいて連帯していく」ことを再確認しました。

シリア内戦でロシアはアサド政権を支援しています。そのアサド政権が「テロリスト」と呼ぶ反体制派をトルコは支援していて、アサド政権と共存関係にあるクルド人組織を「テロリスト」と呼んでいます。

また、シリアの場合と同様、それぞれ対立する勢力を支援しているリビアについては「リビアの主権、国土の一体性」への強い支持と「リビアでの自由かつフェアな選挙の実施の重要性」を強調しました。