ウクライナ戦況 英国防省「最も激しい戦闘は南部の前線に移動、侵攻は『新たな段階』に」

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2022年8月7日 (日) 01:12
ウクライナ戦況 英国防省「最も激しい戦闘は南部の前線に移動、侵攻は『新たな段階』に」

ロシアによるウクライナ侵攻について、イギリス国防省は、最も激しい戦闘は南部の前線に移りつつあり、「新たな段階」に入ろうとしているとの分析を公表しました。

イギリス国防省は6日、ロシア軍がウクライナ軍の反転攻勢を見据えて、あるいは新たな攻撃のために、ウクライナ南部に兵力を集中させているとの分析を明らかにしました。

ロシア軍の車両、戦車、けん引式の砲台などが長い車列を成して東部ドンバス地方から南西に移動している上、ロシア側の支配下にある南部メリトポリ、ベルジャンシク、マリウポリやロシア本土から、2014年にロシアが一方的に併合したクリミアへも武器の移動が行われているということです。

クリミアには800から1000人の兵士で構成される大隊戦術群が配備され、南部ヘルソン州を占領しているロシア軍の援護にあたるとの見方を示しています。

一方、ウクライナ軍については、橋や弾薬倉庫、鉄道などを標的にした攻撃に集中していると分析、ヘルソンへの補給を困難にする狙いがあるとしています。

イギリス国防省は、ロシアによるウクライナ侵攻は、最も激しい戦闘が南部ザポリージャ近郊からヘルソンまでのおよそ350キロに渡る前線で行われる「新たな段階」に入ろうとしていると結論づけています。