イチロー氏打ち取った日髙結衣、読売ジャイアンツ女子に入団「活躍して多くの人にみてもらいたい」【女子野球】

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2022年11月24日 (木) 19:21
イチロー氏打ち取った日髙結衣、読売ジャイアンツ女子に入団「活躍して多くの人にみてもらいたい」【女子野球】

 巨人は23日に東京ドームで開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ2022supported by DAZN」で、女子硬式野球チーム「読売ジャイアンツ女子チーム」に新たに入団する16選手を発表。3日に東京ドームで行われたイチロー氏率いる「KOBE CHIBEN」との試合で、全国高校女子選抜の先発を務めた日髙結衣投手(18・神戸弘陵学園高校)も同チームに入団し、意気込みを語った。

イチロー氏との対戦では見事ファーストゴロに打ち取った左腕は、3週間ぶりの東京ドームに「まだイチローさんと対戦したのは、はっきりと覚えているんですけど今日は全然違う気持ちです」とセレモニー前に笑顔で話した。晴れ舞台にあわせ、普段あまりすることのない化粧をしてもらったという日髙は「ちょっと違和感」と苦笑い。

伝統ある巨人軍のユニホームに初めて袖を通し、背番号は今年現役を引退した内海哲也氏がつけていた「26」で、「巨人のユニホームを着てやるというのは身が引き締まる思いでチームの一員としてしっかりやっていかないといけない。(内海氏に)少しでも近づけるように頑張っていきたい」と表情を引き締め「自分の名前を挙げてもらえるぐらい活躍をして多くの人に女子野球をみてもらえるようにしていきたい」と意気込んだ。

監督は昨年まで1軍の投手チーフコーチだった宮本和知氏(58)が務め、会場に集まったファンを前に「皆さんの心を奪いたい、一生懸命頑張ります」と意気込んだ。またコーチには、今季2軍外野守備兼走塁コーチを務めた松本哲也氏(38)も入閣。今シーズンから活動している1期生の4選手と合わせ、計20人の選手が来シーズンから本格的にチームとして始動する。 

国内の女子野球はこの数年で競技人口が6000人以上増え、現在全国で約100以上の高校、大学、クラブチームの硬式野球チームが活動している。競技レベルも年々向上し、2021年8月には「全国高等学校女子硬式野球選手権大会」の決勝戦(神戸弘陵学園×高知中央)が史上初めて甲子園で開催された。巨人はより高いレベルを目指す女子野球選手がトップアスリートとして活躍できるよう昨年12月に、NPBでは西武、阪神に続く3球団目となる女子硬式野球チームを創設。

今後「読売ジャイアンツ女子チーム」は、ジャイアンツ球場などで練習を行い、来季から関東周辺地区の硬式野球リーグ「ヴィーナスリーグ」に参戦しながら、全日本クラブ選手権(8月)や全日本選手権(10月)で日本一を狙う。

■日髙結衣(ひだか・ゆい)/投手/左投左打/背番号26
2004年6月24日、三重県亀山市出身。神戸弘陵学園高校3年生。持ち球はストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ。右打者へのクロスファイアを武器に左腕のエース候補として期待がかかる。

【主な大会成績】
第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会優勝(2021年8月)
第23回全国高等学校女子硬式野球選抜大会準優勝(2022年4月)
第18回全日本女子硬式野球選手権大会準優勝(2022年10月)