東京ガスと東北電力が折半出資する新電力、シナジアパワ―社が東京地裁に破産申請し、破産手続きの開始が決まったと発表しました。
シナジアパワ―社は2015年に東京ガスと東北電力が折半出資し、設立された新電力です。株主2社から安定した電力を調達できることを強みに関東圏の法人向けに電力の販売を伸ばし、去年3月期には売上高およそ400億円を計上していました。
しかし、卸電力市場が高騰したことで2020年度、21年度と2期連続で債務超過に。
その上、今年に入りロシアによるウクライナ侵攻の影響で、LNG=液化天然ガスなど燃料価格の高騰に拍車がかかり、事業環境の改善が見込まれず、先月末をもって電力サービス事業を終了していました。
帝国データバンクによりますと、負債総額はおよそ130億円に上るということです。
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