
子ども向けの職業体験施設「キッザニア東京」でクリスマスイベントが行われ、シングルマザーの親子などおよそ920人が無料で招待されました。一方、シングルマザーからは物価高でクリスマスイベントができないなどの切実な声が寄せられています。
およそ40年ぶりの歴史的な物価高で、ますます家計負担が増す年末。
「キッザニア東京」で開催されたクリスマスイベントにはおよそ920人のシングルマザーの親子が参加しました。子どもたちは消防士として消火活動を行ったり、お菓子作りをしたりして楽しんでいました。
12歳の子どもと参加したシングルマザー
「去年、夫を亡くして、こういう娯楽施設には多分連れてくる余裕はないだろうなと思っていたので、本当に嬉しかったです」
このイベントは証券大手の大和証券が社会貢献活動の一環として主催したもので、子どもたちは中田社長との名刺交換も体験しました。
大和証券 中田誠司社長
「社会課題にずっとなってますシングルマザーの方々、非常にそういう機会が少ないと思いましたので。ああやって子どもたちの元気な姿が垣間見れるっていうのは、非常にいい年末になりそうだなとほっとしてます」
一方、ひとり親家庭を支援する団体が行ったアンケートには、シングルマザーのおよそ7割の人が「寒くなっても暖房を入れないで凌いでいる」と回答するなど物価高の影響は深刻さを増しています。
シングルマザーサポート団体全国協議会 赤石千衣子 代表
「クリスマスのイベントをすることができないという方が7割近くいらっしゃるんです。やはり恒久的な支援っていうのがちょっと不足しております。住民税非課税の方に対する支援に限られておりますので、もう少し所得制限とか上げていただけるといいなと思っております」
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