
ドイツのショルツ首相が、主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの供与を決定したと現地メディアが報じました。
【写真を見る】ドイツが主力戦車「レオパルト2」をウクライナに供与へ アメリカも「エイブラムス」供与を検討と報道 “方向転換”のワケは?
「レオパルトを解放しろ」
ドイツの首相官邸前で主力戦車「レオパルト2」のウクライナへの供与を求めるデモ隊。ネット上でも「レオパルト」がヒョウを意味することから、ヒョウ柄のものを身につけ、供与を訴える動きが広がっています。
こうした中、24日。
ドイツ 有力誌「シュピーゲル」
「ショルツ首相はレオパルト2の供与を決めた」
ドイツの複数メディアは、慎重な姿勢をとり続けてきたショルツ首相が、▼ウクライナへの戦車供与と他の国による供与への承認を決定したと報じました。
さらに、アメリカ政府もこれまでの姿勢を一転させ、主力戦車「エイブラムス」をウクライナに供与する方向で検討しているとの報道が出ています。
ドイツとアメリカの方向転換について、専門家は。
安全保障が専門 明海大学 小谷哲男教授
「アメリカとしてドイツを動かすためには、自分たちも戦車を供与することが必要だろうという方向に議論が変わっていった」
「レオパルト2」については。
安全保障が専門 明海大学 小谷哲男教授
「攻撃も防御も、さらには移動に関してもスピードが速い。まさに、ロシアが運用している戦車と戦う上では非常に有利な点がたくさんある」
ロシアの大統領報道官は「戦車が供与されれば、避けがたい爪痕を必ず残すことになる」として、ドイツをけん制しています。
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