担当患者のキャッシュカードから現金50万円を引き出す　大学病院の看護師の男を逮捕

不正に入手した入院患者のキャッシュカードで現金50万円を引き出したとして、大学病院に勤める看護師の男が逮捕されました。

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窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区の大学病院に勤める看護師・田中翔太容疑者（33）で、去年9月、入院していた60代の男性患者のキャッシュカードを使って現金50万円を引き出した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、男性患者は、ベッド横にある貴重品ボックスの鍵をナースステーションに預けていて、田中容疑者は、その鍵を使ってボックスを開け、中にあったキャッシュカードから現金を引き出したということです。

取り調べに対し田中容疑者は、「頼まれて出金しただけ」と容疑を否認しているということです。

去年7月から9月の間に男性患者の口座から20回以上、あわせて560万円が引き出されていて、警視庁は関連を調べています。