「ミサイルは1分しかかからない」英・ジョンソン元首相、ウクライナ侵攻直前にプーチン大統領から攻撃ほのめかされる

イギリスのジョンソン元首相は去年のウクライナ侵攻の直前、ロシアのプーチン大統領から「ミサイルは1分しかかからない」などと攻撃をほのめかされていたことを明かしました。

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英　ジョンソン元首相
「ある時、プーチン大統領は私を脅してきました。『君を傷つけたくはないが、ミサイルなら1分しかかからない』などと」

ジョンソン元首相はイギリスBBCとのインタビューで去年2月、ウクライナ侵攻直前に行ったプーチン大統領との電話会談の際、ミサイル攻撃をほのめかされていたことを明らかにしました。ウクライナに侵攻すれば「大惨事になる」と警告した後の発言だったということです。

ただ、「プーチン氏のリラックスした口調や無関心な雰囲気からして、私が交渉に持ち込もうとするのをあしらっていたのだと思う」ともしていて、発言の真意は不明だとしています。

一方、ロシアに対抗するため、ウクライナが戦闘機の供与を求めていることについて、アメリカのバイデン大統領は。

アメリカ　バイデン大統領
「（Q.ウクライナにF16戦闘機を供与しますか）いいえ」

F16戦闘機の供与の考えを否定。また、侵攻開始1年となる来月、ウクライナの隣国ポーランドを訪問するかどうかについては、「訪問はするが、時期はわからない」と答えています。