
大手電機メーカーのシャープは今年3月までの1年間の業績予想を下方修正し、営業赤字に転落するとの見通しを発表しました。営業赤字は7年ぶりで、人員削減も検討します。
【写真を見る】シャープ 通期営業赤字へ 経営危機以来7年ぶり
シャープは今年3月までの1年間の業績見通しを発表し、▼売上高がこれまでの2兆7000億円から2兆5500億円に減ると下方修正しました。▼また、本業の儲けを示す営業損益はこれまで250億円の黒字を予想していましたが、200億円の赤字に下方修正しました。
営業赤字となるのは液晶パネルの不振などで経営危機に陥った2015年度以来、7年ぶりです。
▼パソコンやスマートフォン向けパネルの市況が悪化したことや、▼去年子会社化した大型パネルを生産する堺ディスプレイプロダクトの採算が悪化したことなどが業績悪化の主な要因です。
シャープは業績改善のため人員削減や配置転換を実施する方針を示しました。
具体的には、マレーシアのテレビ工場など収支が悪化している海外拠点の人員整理を行うことや、国内の正社員については不採算部門の人員を新規事業へ配置転換することなどを考えています。
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