アメリカ上空を飛行し撃墜された中国の気球をめぐり、アメリカ海軍は気球の残骸を回収する様子を公開しました。また、アメリカ側は国防相による電話会談の申し入れを中国側に拒否されたと明らかにしています。
【写真を見る】落下した気球の残骸回収の様子を初公開 米海軍 中国の情報収集能力について分析進める
海上で白い布のようなものを引き揚げる兵士たち。アメリカ海軍は南東部サウスカロライナ州沖に落下した気球の残骸を回収する様子を初めて公開しました。
アメリカ軍は残りの回収を急ぐとともに気球の情報収集能力について分析を進めています。
こうしたなか、アメリカ国防総省によりますと、気球撃墜直後の4日に国防相による電話会談を申し入れたものの、中国側から拒否されたと明らかにしました。
国防総省は「今回のような場合、両国軍の連絡は特に重要だ」と指摘、「アメリカはオープンな意思疎通への関与を続ける」として中国側に協議に応じるよう求めています。
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