
共産党は志位委員長の辞任や「党首公選制」の導入を訴えた党員を除名処分にしたと発表しました。
この党員は党の京都府委員会に所属する鈴木元氏です。鈴木氏は著書で志位委員長の辞任を訴えたほか、委員長の選出にあたり、党員による直接投票「党首公選制」を導入することを訴えていました。
これに対し、共産党は「わが党の綱領路線に対する全面的な攻撃を党の外からおこなっている」「党攻撃のための分派活動の一翼を担った」などとして、党の規約違反を理由に鈴木氏を除名処分とすることを決定しました。
共産党は先月も、「党首公選制」の導入を主張していた現役の党員を除名処分にしています。
鈴木元氏
「除名される筋合いはない。だから、強く抗議する。撤回を求める」
除名を受け鈴木氏は会見を開き、除名処分の撤回を主張しました。
さらに鈴木氏は志位委員長に対して「20年間、党の委員長をやって党員が半分になった。責任を取って辞めるべきだ」として、改めて委員長を辞任するよう求めました。
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