将棋・藤井聡太五冠最年少六冠なるか　棋王戦五番勝負第4局前日検分　“下見”で照明の明るさに藤井五冠が要望も

最年少での六冠を目指す将棋の藤井聡太五冠（20）。19日の大一番を前に、栃木県日光市で棋王戦五番勝負第4局の前日検分に臨みました。

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19日から栃木県日光市で行われる棋王戦五番勝負第4局。最年少での「六冠」獲得を目指す藤井聡太五冠が2勝、棋王戦11連覇がかかる渡辺明二冠（38）が1勝で、藤井五冠がタイトル獲得へ王手をかけています。

関係者
「光の加減はいかがでしょうか、いまだいぶ明るい感じで窓を開けていますけど、渡辺さんいかがですか?」
渡辺二冠
「私は大丈夫です」

関係者
「藤井さんはいかがですか?」
藤井五冠
「照明少し落とすと、どんな感じになりますか?」
関係者
「ああ落としてみますか」

照明を一部暗くしますが…。

関係者
「さっきよりだいぶ暗くなった感じですけど…」
藤井五冠
「ただ、これだとちょっとふすま閉めたときに今度暗くなって…」

照明の当たり具合のほか、駒の種類や部屋の温度設定などを確認した2人。藤井五冠がこの対局で勝利すると初めて「棋王」のタイトル獲得となり、羽生善治九段（52）以来2人目で史上最年少での「六冠」達成となります。

注目の対局は、19日午前9時から始まります。