
■2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™準々決勝 ベネズエラ代表ーアメリカ代表(日本時間19日、フロリダ州ローンデポ・パーク)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の準々決勝で、アメリカ代表がベネズエラ代表を9ー7で下し、2大会連続3度目の準決勝進出を果たした。
中盤に3点リードをひっくり返されたが、2点ビハインドの8回に21年ナ・リーグ首位打者のT.ターナー(29・フィリーズ)が満塁ホームランを放ち、連覇へ“最強打線”が終盤で執念の逆転。これでベスト4進出の4チーム(キューバ、日本、メキシコ、アメリカ)が全て出揃い、準決勝は日本時間の20日と21日に同球場で行われる。アメリカ代表は20日にキューバ代表と対戦する。
◆2大会連続の準決勝へ!ベネズエラとの激闘
1次ラウンド・プールCを3勝1敗の2位で通過したアメリカ代表は、プールDを4連勝で1位突破を果たしたベネズエラ代表と対戦し、序盤から打線が爆発。ベネズエラ代表の先発は、昨季レンジャーズで12勝を挙げたM.ペレス(31)。アメリカは1回、1番・M.ベッツ(30・ドジャース)がセカンド強襲ヒットで出塁すると2番・M.トラウト(31・エンゼルス)が1球目を打ってセンター前へ。ベッツが三塁を狙うと悪送球を誘ってホームイン。アメリカがわずか4球で先制点を奪った。
続く3番・P.ゴールドシュミット(35・カージナルス)はライト前に弾き返して2点目、アメリカのリーグMVP経験者3人が機能して追加点。さらにこのチャンスに4番・アレナドもライト前タイムリー、5番・K.タッカー(26・アストロズ)もセンター前へのタイムリーと先頭打者から5連打で3ー0とリードした。
アメリカの先発はメジャー通算123勝、1次ラウンドではカナダ戦に先発し5回1失点と好投したベテランのL.リン(35・ホワイトソックス)。3点の援護点を貰ったがベネズエラの先頭、J.アルトゥーベ(32・アストロズ)に1球目をレフト前ヒットを打たれると、昨季、ア・リーグ首位打者の3番・L.アラエス(25・マーリンズ)にライトスタンドへ2ランを浴び、3-2と1点差に詰め寄られる。
アメリカは4回、相手のエラーから1死二、三塁のチャンスを作ると1番・ベッツがセンターへ犠牲フライ。確実にチャンスを生かし4ー2とリードを広げた。さらに5回にはベネズエラ3人目・L.ガルシア(26・アストロズ)から5番・K.タッカーがソロホームラン、アストロズのチームメイト同士の対決でタッカーが貴重な追加点を挙げ、5ー2とした。
アメリカはその裏、2人目のD.バード(37・ロッキーズ)が大誤算。先頭打者に四球を与えると、内野安打を許し、アルトゥーベにはデッドボール。無死満塁のピンチを招くとA.サンタンデール(28・オリオールズ)の1球目にワイルドピッチによる失点で5ー3。サンタンデールにも四球を与え再び満塁に。アメリカベンチは3人目・J.アダム(31・レイズ)を登板させたが内野ゴロの間に1点を失い、迎えるは4番・S.ペレス(32・ロイヤルズ)。2021年に大谷とホームラン王を争いタイトルを獲得したペレスがレフト線へタイムリーツーベースを放ち、5ー5とベネズエラが同点に追いついた。さらに1死二、三塁でR.アクーニャJr.(25・ブレーブス)がセンターへ犠牲フライでこの回一気に4点を奪われ、5ー6と逆転を許した。
7回、アメリカ打線は2死から連打で一、二塁のチャンスを作り5番・タッカー、ベネズエラ代表5人目・大谷のチームメイトで昨季、中継ぎ、抑えと活躍したJ.キハーダ(27)から空振り三振。その裏、ベネズエラは3番・アラエスが内角高めを振り抜きライトポール直撃のソロホームラン。この日、2本目のホームランで大きな大きな追加点、7ー5とベネズエラがリードを広げた。
追い詰められたアメリカは8回、2四死球とヒットで無死満塁のチャンスを作り9番・T.ターナー(29・フィリーズ)、カウント0-2と追い込まれながら2021年ナ・リーグ首位打者がレフトスタンドへ逆転の満塁ホームランを放った。ベンチも総出でお出迎えしアメリカが終盤で逆転。
最後はメジャー40試合連続無失点の記録を持つR.プレスリー(34・アストロズ)が3人で締めてアメリカが大逆転で勝利を収め、ベスト4進出を決めた。
◆WBC準決勝
3月20日 キューバ VS アメリカ(マイアミ ローンデポ・パーク)
3月21日 日本 VS メキシコ(マイアミ ローンデポ・パーク)
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