大谷翔平「夢見てたこと、終わってしまうの寂しい」WBC制覇、自身も大会MVP獲得！最高の形で幕を閉じる

WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）は22日の決勝で、侍ジャパンがアメリカ代表を3－2で下し、悲願の世界一奪還を成し遂げた。

9回は1点リードの展開で大谷翔平（28）がマウンドへ。ランナーを一人出すが、最後はチームメイトのM.トラウト（31）を空振り三振に仕留めチームを3度目の優勝に導いた。さらに大会MVPを獲得し、今大会を最高の形で締めくくった。

試合後、歓喜の中で大谷は「夢見てたことなので嬉しいです」と笑顔を見せ、「正直、終わってしまうのが寂しい気持ちもあります。みんな同じじゃないかなと思いますけど、それぞれのチームに帰ってこれからシーズンが始まるのでそれに備えて、寂しいですけど頑張りたい」と優勝の喜びを噛みしめながら話した。

大谷は今大会開幕戦の中国戦で先発し、決勝も最後も9回を締め、侍ジャパン3度目の世界一は大谷で始まり大谷で終わった。

「最高の形で終わることになって、本当に全員が自分たちの仕事をして、粘り強く、最後の最後まで諦めずに監督を優勝させる事が出来て良かった」と目標としてきたWBC制覇を達成し安堵の表情を浮かべていた。