
中国とロシアは21日に発表した共同声明で、日本政府が計画している福島第一原発の処理水の海洋放出について「深刻な懸念」を表明しました。
日本政府はことし春から夏にかけて、福島第一原発の処理水の海洋放出を計画していますが、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領による共同声明では、これに「深刻な懸念」を表明。
日本が近隣諸国やその他の利害関係者、関連する国際機関と透明かつ十分な協議を行う必要性があると強調しました。
そのうえで日本に対し、IAEA=国際原子力機関や利害関係国による長期的な監視の受け入れや、海洋環境と周辺国の国民の「健康権」を効果的に保護するよう求めています。
中国政府は日本の処理水放出を批判する立場を強めていて、中ロで足並みをそろえ、日本をけん制した格好です。
- インド東部で列車衝突事故 少なくとも288人が死亡 900人がケガ
- 打ち上げ失敗、国民は“かつら”作りで日給200円…それでも北朝鮮が“軍事偵察衛星”望む理由とは【報道特集】
- 天安門事件 あすで34年 NYに「天安門記念館」オープン
- 日米韓 北朝鮮ミサイルの“リアルタイム共有”「数か月以内に初期運用開始」で一致
- プーチン氏の“金と愛人の管理”をする男 その名は“コワルチュク”【報道1930】
- 米・ペンス前副大統領の機密文書問題「刑事責任を追及せず」 トランプ氏「私も無実だ」
- 米国防長官「対話すべきは今だ」中国に呼びかけ… 北朝鮮のミサイルに対し日米韓で連携強化の動きも
- インド列車衝突 “信号の動作不良”が事故につながったか 死者280人以上
- バイデン大統領「経済の危機と破たんを回避した」米“債務上限引き上げ法案” 3日に署名へ
- アメリカ海軍駆逐艦が台湾海峡通過 中国は反発