
中国とロシアの首脳がウクライナ情勢をめぐり協議したことについて、アメリカ政府が「公平な動きには見えない」と指摘したことに対し、中国政府は「武器の輸出は公正なのか」と反論しました。
ロシアを訪れた中国の習近平国家主席とプーチン大統領がウクライナの停戦をめぐり協議したことについて、アメリカのバイデン政権は21日、ロシアを利する形で中国の仲介が行われる可能性に警戒感を示しています。
これを受け、中国政府は反論しました。
中国外務省 汪文斌報道官
「アメリカ側は中国の立場について公正と言い難いと言うが、戦場に絶えず武器を送ることは公正なのか」
中国外務省の報道官は「中国は危機の当事者ではなく、どちらにも武器を提供していない」と強調、アメリカに対して「火に油を注ぐ間違ったやり方を改め、中国に責任転嫁することを停止するよう促す」とくぎを刺しました。
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