アメリカのトランプ前大統領の不倫口止め料の支払いについて、トランプ氏の起訴をめぐる判断が来週以降に持ち越されたとアメリカメディアが報じました。
複数のアメリカメディアによりますと、トランプ氏の疑惑をめぐる大陪審での審理は23日も開かれず、トランプ氏を起訴するかの判断は来週以降に持ち越しになったということです。
トランプ氏をめぐっては、不倫関係にあったとされるポルノ女優への「口止め料」の支払い記録を改ざんした疑いなどについて、ニューヨーク州の検察による捜査が続けられていて、起訴をめぐる判断が今週中に下される可能性が指摘されていました。
起訴されれば、大統領経験者としては初めてとなる異例の事態ですが、トランプ氏は疑惑を一貫して否定しています。