レッドソックス吉田正尚 5打数ノーヒットもミラクル演出、チームはサヨナラ勝ちで今季初勝利

■MLB　レッドソックス 9×ー8 オリオールズ（日本時間2日、フェンウェイ・パーク）

レッドソックス・吉田正尚（29）が“4番・レフト”で先発出場、5打数無安打もサヨナラ勝ちを演出した。

開幕戦で4打数2安打1打点と圧巻のデビューを飾ったレッドソックスの吉田が2試合連続で“4番・レフト”で先発出場。オリオールズ先発はWBCでイスラエル代表だったD.クレマー（27）、1回2死一塁でまわってきたが146キロのカットボールに詰まらされセカンドゴロに倒れた。

3-7と4点を追う3回、1死二塁のチャンスで第2打席、チェンジアップを上手く拾ったがセンターフライ。5回の第3打席はオリオールズ2人目、左腕のD.ロム（33）にはファーストゴロに打ち取られた。

6-8と2点差の7回、1死一、三塁の場面で4番・吉田。オリオールズ5人目、左腕のC.ペレス（26）と対戦、カウント0-2と追い込まれると最後は外角のスライダーを空振り三振。チャンスで1本が出ない。続く5番・A.デュバル（34）がライトへタイムリー2ベースを放ち7-8と1点差に詰め寄った。

9回2死で吉田の第5打席、オリオールズ5人目、F.バティスタ（27）159キロのストレートに差し込まれレフトへ、試合終了かと思われたがレフトがボールを落としエラーで出塁。続く5番・デュバルがレフトのグリーンモンスターを超えるサヨナラホームラン。レッドソックスが劇的勝利で今季初勝利を挙げた。