搬送中に救急車が事故→17分遅れで病院に…心肺停止の男性死亡 容体への影響は“不明” 埼玉

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2023年5月26日 (金) 14:51
搬送中に救急車が事故→17分遅れで病院に…心肺停止の男性死亡 容体への影響は“不明” 埼玉

きのう(25日)、埼玉県富士見市で、高齢の男性を救急搬送していた救急車が事故を起こし、病院への到着が17分遅れました。男性は病院で死亡が確認されています。

消防によりますと、きのう午前10時すぎ、富士見市で、自宅で体調不良を訴えた男性を救急搬送していた救急車が、建物のひさし部分に赤色灯を接触させる事故を起こしました。

救急隊はその場で事故を警察に通報し、別の救急車を呼んで男性を乗せ換え、志木市内の病院に搬送しましたが、到着が予定よりおよそ17分遅れたということです。

男性は救急搬送中にすでに心肺停止の状態で、病院で死亡が確認されましたが、救急搬送の遅れが容体に影響したか不明だということです。

入間東部地区事務組合消防本部は、「患者搬送中の交通事故による病院の到着の遅延はあってはならないことで、傷病者およびそのご家族に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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