新型コロナ「定点把握」による全国の1週間の患者数 前週比「約1.35倍」に 緩やかな増加傾向続く 厚生労働省

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2023年5月26日 (金) 14:52
新型コロナ「定点把握」による全国の1週間の患者数 前週比「約1.35倍」に 緩やかな増加傾向続く 厚生労働省

厚生労働省は、新型コロナの「定点把握」によって集計した全国の1週間の患者数は、前の週と比べて1.35倍になったと発表しました。

厚労省はコロナが「5類」となった今月以降、すべての患者の数を把握して毎日公表する方法をやめ、特定の医療機関だけに届け出をしてもらう「定点把握」を導入しています。

厚労省によりますと、全国およそ5000の医療機関から今月21日までの1週間に報告されたコロナの患者の数は1万7489人で、1つの医療機関あたりの患者数は3.56人でした。

前の週と比べておよそ1.35倍となっていて、緩やかな増加傾向が続いています。

都道府県別にみると、1医療機関あたりで患者数が最も多かったのは▽沖縄県の10.80人で、次いで、▽石川県の6.38人、▽岩手県の6.32人などとなりました。

同じ5類に分類されている季節性インフルエンザでは、流行入りの目安として1医療機関あたり「1.0人」との基準が定められていますが、コロナではまだ目安となる基準は設けられていません。

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