
フェイスブックを運営するアメリカのIT大手メタは1日、従来の端末から40%薄型化した仮想現実=VR用のゴーグル型端末をことし秋に発売すると発表しました。
メタが発表したVR用ゴーグルの新モデル「クエスト3」。映像の解像度を高めただけでなく、従来の端末から40%薄型化しています。
MR=複合現実にも対応していて、ゴーグルの外側に向いたカメラを使って現実世界の映像とデジタルで作り出された映像との一体化が可能になります。発売はことし秋で、日本では7万4800円からとなります。
仮想空間「メタバース」を重点戦略とするメタはゴーグル型端末の普及に力を入れていますが、IT大手アップルでも5日から始まる開発者会議でMRに対応した端末の発表が予想されていて、競争は激しくなりそうです。