
政府が掲げる「異次元の少子化対策」の財源について、自民党の世耕参院幹事長は増税や社会保障費の歳出削減には慎重であるべきだとの考えを強調しました。
自民党 世耕弘成参院幹事長
「財源に関して、国民に負担を求めたり、あるいは社会保障費に手をつけたりする前にまだまだやるべきことがあるというふうに思っております」
世耕氏はこのように述べた上で、「もうこれ以上の策がないという時に初めて国民負担等をお願いすべきだ」と指摘しました。
また、具体的な財源案として、▽予算の使い残しや税収の上振れなどで生じる決算剰余金の活用や▽為替介入の資金を管理する外国為替資金特別会計の一部を運用に回すことなどを挙げています。