
ウクライナのゼレンスキー大統領はアメリカメディアのインタビューで、ロシアが占領した地域の奪還に向けた反転攻勢について「準備が整った」と述べ、近く実行に移す考えを強調しました。
アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」が3日公開したインタビューで、ゼレンスキー大統領は大規模な反転攻勢について「準備ができている」と述べた上で「我々は成功すると強く信じている」と強調しました。
さらに、反転攻勢について「どのくらいの時間を要するかはわからない。正直に言えば、あらゆる方向、全く異なる方向へ向かう可能性もある」と述べました。
一方、ロシア軍の航空戦力からの防衛が十分でなければ「大勢の兵士が死ぬ」として、欧米へのさらなる軍事支援を求めながらも、「何か月も待つことはできない」と近く攻勢を実行に移す考えを重ねて強調しています。