
■MLB アストロズ 9ー6 エンゼルス(日本時間4日、ミニッツメイド・パーク)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地で行われたアストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5打数4安打で打率.274。メジャー2度目のサイクルヒットに王手をかけたが達成とはいかなかった。
二刀流出場の翌日、デーゲームの試合に1番・DHで出場した大谷、1回の第1打席、アストロズ先発、C.ハビア(26)の149キロのストレートを捉えセンター前へ、10打席ぶりのヒットを放った。
0-1と1点ビハインドの3回第2打席はカウント2-0からまたも150キロのストレートを弾き返し右中間へ、外野手が打球処理をもたつく間に一気に3塁へ。タイムリー3ベースヒットをマークした。
5回の第3打席はセカンドゴロ併殺打、7回の第4打席、アストロズ2人目R.スタネック(31)と対戦。カウント2-2と追い込まれながらも外角143キロのスプリットを逆方向へ放ちレフトフェンス直撃のタイムリー2ベース。大谷はホームランでサイクルヒット達成に王手をかけた。
注目された9回の第5打席、アストロズ5人目、R.プレスリー(34)の152キロを捉えたが打球は上がらずセンター前へヒット。大谷はメジャー2度目のサイクルヒットは逃したが5打数4安打2打点で打率は.274に上昇した。チームは敗れ3連敗、貯金がなくなった。