
優れた演劇人を表彰する「第四十八回 菊田一夫演劇賞」の授賞式が行われ、演劇賞を受賞した天海祐希さんが出席しました。
【写真を見る】【天海祐希】「ものすごく驚いています。まだまだ精進していきたい」菊田一夫演劇賞 大賞は舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同
「広島ジャンゴ 2022」の山本/ジャンゴ役、「薔薇とサムライ 2―海賊女王の帰還」のアンヌ役の演技を評価された天海さんは、“この度は菊田一夫演劇賞という素晴らしい賞をいただくことができて、ものすごく驚いていますし、とても恐縮しています”と挨拶。“今も色々と大変なこともまだまだあると思いますけれども、その時に何もできない自分に対しての絶望感をもちろん感じました。しかし、人間の可能性、そして舞台の可能性をたくさん感じることもできました。そこに希望を持って、千秋楽まで走ることができました。このような素晴らしい賞をいただけたこと、心から感謝しています”と受賞の喜びを語りました。
そして、天海さんは、“まだまだ自分でも精進していきたいと思いますし、たくさんの方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思います“と今後の意気込みを語りました。
大賞には、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同が選ばれ、関係者を代表して、TBSテレビの佐々木卓社長とホリプログループの堀義貴会長が出席しました。
TBSテレビの佐々木社長は、“ハリーポッターのキャストの方は、まるでアスリートのような激しいトレーニングをして、連日歌ってくださっています。それからスタッフの方は、たった1秒のタイミングの狂いも生じさせないようにという緊張感の中で、舞台を支えてくださっています。心から敬意を表したいというふうに思っています”と感謝の気持ちを伝えました。
さらに、“TBS赤坂ACTシアターは今、ハリーポッター専用劇場に生まれ変わっておりますが、その劇場に続く、アプローチの部分もいろいろと作り変えまして、今ではまるで、魔法の街のような風情に仕上げております。家族連れの方が、写真を撮りに来てくださったり、最近では海外からの観光客の方が、あの場所に来てくださっています。そういうのを眺めておりますと、願いとして、最近は、世界の人々にこの日本版の「ハリーポッターと呪いの子」を観てもらいたいなという野望が渦巻いてまいりました。栄えある菊田一夫演劇賞をいただいたことを励みに、我々の日本版の「ハリーポッターと呪いの子」が「本家ロンドンを凌ぐような作品になったね」と言われるぐらいまで、努力したいと思っているところでございます”と話しました。
演劇賞は、天海祐希さんのほか、坂本昌行さん、望海風斗さん、瀬戸山美咲さん。特別賞は、渥美博さんが受賞しました。
【担当:芸能情報ステーション】