21日、アルピニストの野口健さん（50）が自身のＸ（旧ツイッター）を更新し、ネパールのマナスル峰遠征中に呼吸困難状態に陥って下山し、治療を受けていることを明らかにしました。
【写真を見る】アルピニスト・野口健さん（50） ネパール・カトマンズで治療 一時呼吸困難に「マナスルはもうやめにしよう」
野口さんは今回のマナスル峰遠征についてＸで「8月から３週間『これでもか！』とエベレスト街道で高所順応トレーニングを行い、また、足もいい感じに仕上がり。この秋のマナスルは奇跡的に連日の晴天。」と、順調な出だしだったと綴りながらも「その矢先に肺をやられ。あ〜マナスル。人と山にも相性があるのかもしれない。マナスルはもうやめにしよう。」と、悔しさにやりきれない気持ちを明かしています。
続く投稿では「昨日キャンプ２からベースキャンプに戻る途中、呼吸困難に。酸素濃度が53%。インド隊の医師の診断では肺水腫。ヘリでカトマンズへ。即入院となり、レントゲン、血液検査の結果が先程、医師から『炎症反応が非常に高い、白血球の数値も。敗血症に近い状況。これから抗生剤を点滴する』と告げられ…。」と、苦しい中にもアルピニストらしく、簡潔でハッキリした言葉で報告。
そして「やっぱり、山は登るものではなく、下から眺めるものなのかもしれませんね…」と、しみじみとした言葉で投稿を締めくくっています。
21日には野口さんに先んじてスタッフが状況を投稿しており、「昨日、C2に行き、ベースキャンプに戻る途中に呼吸困難となり、血中酸素濃度53%になってしまいました。酸素吸入を行い、登山隊同行医師に診てもらいましたが、肺水腫かもしれないとの事で、ヘリにてカトマンズにおり、病院にて診察してもらっています。」と報告していました。
【担当：芸能情報ステーション】
