
イランで軍事パレードが行われ、ライシ大統領は「我々は兵器を輸入する側から製造して輸出する側になった」として、無人機を含む兵器の輸出に意欲を示しました。
22日、イラン各地ではイラン・イラク戦争の開戦記念日に合わせて軍事パレードが行われました。
ロイター通信などによりますと、首都テヘランでは大型のミサイルのほか、さまざまな無人機が公開されました。
パレードに参加したライシ大統領は演説を行い「敵を退却させるためには服従や揺さぶりではなく、抵抗することだ」と強調。
その上で「我々は兵器を輸入する側から製造して輸出する側になり、その能力を世界から認められるようになった」と述べ、無人機を含む兵器の輸出に意欲を示しました。
イラン政府はロシアに無人機を供与していると欧米から指摘を受けていますが、「ウクライナへの侵攻後はロシアに無人機を供与していない」と主張しています。