
■プロ野球 中日2ー1阪神 (27日 バンテリンドーム)
阪神は前日の0ー0の引き分けに続き、佐藤輝のソロ本塁打の1得点に終わり接戦を落とし83勝49敗5分の貯金34となった。球団歴代最多87勝(03年・140試合、05年・146試合)に残り6試合となった。
1ー2で迎えた9回に2番手・勝野に対して大山は捕邪飛、佐藤輝は遊内野安打で代走・熊谷、熊谷が二盗を決める。
代打・ノイジーが空振り三振、代打・渡邉諒がヒットで2死一・三塁、木浪は空振り三振に凡退した。
打線は近本が2戦連続でスタメンを外れる。小野寺を1番センター、ノイジーに代わりミエセスを6番レフト、ショートは木浪のオーダーを組んだ。
中日の先発・梅津に対して1回1死から中野が投強襲安打、2死後に二盗決めるが大山は遊ゴロで先制できず。
中野は今季159安打でリーグトップ、今季20盗塁で新人から3年連続で20盗塁をマーク。
村上頌樹(25)今季21度目の先発で試合前まで自身4連勝中の10勝5敗、セ1位の防御率1.68。残り3回1/3を投げれば自身初の規定投球回数に達した。
村上は1回に岡林にライトへ158安打目のヒット、2死後に二盗を決められるが細川を空振り三振に取る。
2回の攻撃で先頭・佐藤輝がセンターバックスクリーン左に22号ソロを放り込み1点を先制。
だが村上は2回1死から石川昂にヒット、木下にツーベースで二・三塁となると龍空にセンター前にポトリと落とされる2点タイムリーで逆転された。
村上は3回から5回までは1安打に抑える。
村上は5回を投げ64球、5安打、無四死球、3奪三振の2失点(自責2)で降板。規定投球回に達し、防御率1.75。2位のDeNA・東が防御率2.13のため、ほぼ1位が確定した。
6回はビーズリーが打者3人で退ける。
7回の攻撃で先頭・ミエセスが内野安打で代走・島田、ビーズリーはバント失敗の三振、木浪は空振り三振、途中出場・長坂は三ゴロに終わる。
ビーズリーは7回1死から石川昂にツーベース、木下を空振り三振、龍空を一ゴロに打ち取る。ビーズリーは8回2死から大島にヒットも後続を抑えた。
村上は7月13日・DeNA戦以来の6敗目(10勝)を喫した。