
■プロ野球 DeNA 1ー0 巨人(25日・横浜スタジアム)
3位・DeNAは4位・巨人に完封勝ち。チームは70勝64敗3分で貯金6となった。DeNAの完封勝ちは今季11度目。試合のなかった2位・広島とのゲーム差は1.5に縮まった。4位・巨人が敗れたことで、広島のCS進出が決定。
DeNA先発は今季12試合目の登板となった大貫晋一。7回途中100球11奪三振3安打無失点のピッチングで、6月17日のロッテ戦以来となる4勝目(4敗)をあげた。森原康平が17セーブ目。
巨人戦初登板となった大貫は初回、連続奪三振を含む三者凡退の立ち上がり。
援護したいDeNA打線は2回、相手先発のメンデスを2死二塁と攻めると、8番・林琢真がセンター前にタイムリーヒットを放ち、1ー0と先制。
4回、打線は1死から四球で出塁した宮﨑敏郎が、続く伊藤光の打席で二盗を決めるも、後続が倒れて追加点ならず。宮崎はこれが通算1075試合目の出場で、プロ初盗塁。
続く5回も、ヒットと四球で2死一・二塁とメンデスを攻めたDeNA打線。しかし佐野恵太が左フライに打ち取られ、無得点。
大貫は6回、前の回から4者連続で三振を奪い、この試合10個目。1試合での二桁奪三振はプロ5年目で初。
7回もマウンドに上がった大貫だったが、2つの四球を与え1死一・二塁となったところで降板。2番手で伊勢大夢が登板した。伊勢は8番・吉川尚輝を一ゴロに打ち取り2死二・三塁。ここで巨人ベンチは代打・梶谷隆幸を送る。ここでDeNAは3番手・エスコバーを投入。巨人は代打の代打でウォーカーを指名。エスコバーはウォーカーを3球三振に抑えて、ピンチを脱した。
8回は4番手でウェンデルケンが登板。しかし単打とバントで1死二塁のピンチを作る。ここで3番・坂本勇人を二フライ。岡本和真を申告敬遠で歩かせるも、途中出場の重信慎之介を空振り三振に抑えて無失点。
追加点を奪いたい打線は、6回以降相手のリリーフ陣から毎回ランナーを出すも無得点。1点差のまま、9回を迎えた。
9回、DeNAのマウンドには森原康平が登板。先頭の丸佳浩を左フライ、続く岸田行倫を三ゴロで2アウト。最後は吉川尚を右フライに抑えて、ゲームセット。
巨人との直接対決は、残り2試合。