
脱炭素社会の実現に向けて再生可能エネルギーに注目が集まる中、大手電子部品メーカーの京セラは、太陽光パネルで発電した電気を集めて販売を行う新たなビジネスを始めると発表しました。
京セラは住宅や企業に設置された自社製の太陽光パネルの電気を集め、再生可能エネルギーの販売を行う事業を来月1日から始めるということです。
顧客は月々のサービス料を支払う必要がありますが、負担の大きい太陽光パネルの設置費用など初期費用は京セラが負担します。住宅や企業で使いきれなかった余剰電力は京セラが引き取り、京セラ社内での活用や再生可能エネルギーを必要とする他の企業へ販売も行うということです。
また、住宅と企業ともに契約期間の終了後は、太陽光発電のシステムは顧客に無償で譲渡されます。