猫と暮らすうえで飼い主が行うべき「手続き」犬のように市役所に届出しなくてはダメ?

犬を飼う場合、届出が必要なら、当然猫も…? 猫を飼うとき、何か役所に行う必要な手続き等はあるのでしょうか。「そういえば調べたことないかも」というそこのあなた、ぜひチェックしてみてください!

犬とは異なる届出の必要性

毛づくろいする猫

猫を飼う場合、基本的に犬のように役所への届出はいらないようです。

なぜ猫はいらないのに犬は必要なのかというと、それには「狂犬病」が関連しています。狂犬病は感染するとほぼ100%の致死率という恐ろしい病気ですが、アジアでは犬が感染の原因となっているからだそう。

日本では現在感染する心配はない、といわれていますが、万が一に備えて、犬を飼う場合は届出と、年1回の狂犬病ワクチンの摂取が義務付けられています。

狂犬病は猫も感染するのですが、アジアでの感染原因にはなっていないため、諸々の手続きが必要とされていないのでしょう。

マイクロチップ装着の義務化

マイクロチップ

令和4年6月より、ペットショップやブリーダーなどで販売される猫へのマイクロチップ装着が義務化されました。

届出とは異なりますが、マイクロチップが装着されている猫を飼う場合、30日以内に飼い主さんの氏名、住所、電話番号を登録する必要があります。ご自身で獣医師に依頼し、マイクロチップを装着した場合も同様です。

マイクロチップがあれば、愛猫が迷子になってしまった場合や災害などではぐれてしまった場合にも、持ち主が分かり戻ってくる可能性が増えるといわれています。

多頭飼育の場合に必要となる届出も

たくさんの猫

地域によって異なりますが、多頭飼育をする場合は届出が必要になるところもありますので、多頭飼いを検討している場合は、まずはお住まいの地域の情報を確認してください。

多頭飼育をする場合に届出が必要になる理由としては、「多頭飼育崩壊」を防ぐ目的があるようです。「多頭飼い」に該当している状態なのに届出をしなかった場合、罰金が課せられることがあるため、注意が必要です。

また、猫だけではなく、犬と猫を合わせての多頭飼育が該当するようです。「知らなかった!」という飼い主さんは、今すぐお住まいの地域の情報を確認してみてください。

届出不要でも把握しておくべき飼い方のポイント

眠る猫

猫の場合、犬のような届出は必要ないものの、どの地域でも「終生飼育」そして「室内飼い」を促しています。当たり前ですが、犬のように所有者が分からないからといって、無責任な飼い方をしてよい、ということではないのです。

とりあえず飼い始めたものの途中で飼いきれなくなり道端へ…という悲劇が起きないよう、まずは飼う前に、本当に最期まで飼えるのかという件についての熟考が必要でしょう。

また、猫の安全にとっては「室内飼い」がおすすめされています。外に出ると、迷子になったり野良猫と喧嘩したり、車に轢かれる危険性も。家の外は猫からしたら未知の世界でワクワクするかもしれませんが、それ以上に危ない場所なのです。

もし愛猫が外に出たがっても、出さないことをおすすめします。もしどうしても、という場合はハーネスを付け、飼い主さんと一緒にお散歩しましょう。愛猫の安全を確保しつつ、外の世界を楽しめます。

まとめ

書類の上でにらむ猫

「犬のように届出をしなくてよい」ということは、ある意味、言い方は悪いですが気楽に飼える、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、飼い主さんの責任は同じです。健全な飼育環境を用意して最期まで面倒を見るということは、大切な生命を預かった飼い主として当然のことなのではないでしょうか。

猫をお迎えできたあかつきにはきちんと責任を果たしつつ、可愛い愛猫との暮らしを楽しんでください!


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