
東京外国市場で円相場は1ドル=147円台まで円高が進みました。
きょうの東京外国為替市場で円相場は一時、1ドル=147円85銭まで円高方向に進み、およそ2か月ぶりの水準となりました。
先週からアメリカで発表される経済指標が物価上昇が鈍くなっていることを意識させる内容となっていて、アメリカの金融引き締めが長引くとの観測が後退しています。
市場では、日米の金利差が縮小するとの見方から、円を買って、ドルを売る動きが強まりました。
市場関係者は、「日本時間の今夜、アメリカで公表される前回の金融政策を決める会合の議事要旨の内容によっては、再び円安方向に進む可能性がある」との見方を示しています。