
マレーシアの首都・クアラルンプールで特殊詐欺を行っていたとみられる日本人の男7人が地元警察に逮捕されました。
マレーシアの警察は20日、23歳から41歳までの日本人の男7人を逮捕したと発表しました。
警察によりますと、現地の日本大使館に今月13日、“仕事があるとだまされてマレーシアに来たが、特殊詐欺の仕事だった”と訴える日本人からの通報があり、警察がクアラルンプールにある住宅を捜索。7人を逮捕し、携帯電話11台などを押収したということです。
警察は男らがビデオ通話アプリを使って日本人に連絡し、銀行員になりすましたうえで「あなたの口座に問題がある。解決するためにお金が必要だ」などと訴える手口で送金させていたとしています。
男らは特殊詐欺グループとみられ、東南アジアではこれまでにもタイやカンボジアなどで日本人が関わった特殊詐欺グループの摘発が相次いでいます。