
公明党の山口代表があすから中国を訪問することについて、中国政府は「歓迎する」と表明しました。
公明党の山口代表はあすから2日の日程で北京を訪問、習近平国家主席に宛てた岸田総理大臣の親書を携え、要人と会談を行う予定です。
これについて、中国外務省の毛寧報道官は会見で「山口代表の訪中を歓迎する」と述べたうえで、「意思疎通や交流を通じて、中日関係の改善と発展を推進するよう希望する」と表明しました。
山口代表は今年8月に訪中する予定でしたが、福島第一原発の処理水放出に反発する中国政府が直前に会談をキャンセルし、延期された経緯があります。
岸田総理と習近平国家主席が会談した直後の訪中となったことで、両国間の懸案について、さらに踏み込んだ議論ができるかが焦点となります。