
ロシア極東の航空会社はウラジオストクと北方領土・択捉島を結ぶ直行便を、来月から運航すると発表しました。
ロシアのオーロラ航空によりますと、ウラジオストクと北方領土の択捉島を結ぶ直行便は、来月6日から週に1往復のペースで運航するということです。
運賃は片道2000ルーブル、日本円でおよそ3300円としています。
これまで北方領土へは極東サハリン州からの便がありましたが、本土との定期便は初めてです。
オーロラ航空は今回、国からの補助金プログラムを使用しているとしていて、ロシアとしては本土との往来を増やすことで北方領土の開発を進め、実効支配を強める狙いがあるとみられます。