
冷戦下の1976年に旧ソ連軍の戦闘機ミグ25で北海道に強行着陸した元パイロットが亡命先のアメリカで亡くなっていたことがわかりました。
旧ソ連軍のパイロット、ビクトル・ベレンコ氏は、1976年に当時最新鋭だった戦闘機ミグ25で北海道・函館空港に強行着陸し、その後、アメリカに亡命しました。
ニューヨークタイムズによりますとベレンコ氏は、9月24日にイリノイ州の高齢者施設で亡くなったということです。
ロシアメディアはベレンコ氏について「ソ連から戦闘機をハイジャックした裏切者が死亡した。アメリカなどの専門家によって戦闘機は解体され研究されることになった」と報じています。