【初対応・全文】CEO福田淳氏と一問一答「直感を信じて、引き受けることにしました」旧ジャニーズ事務所・新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」

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2023-12-09 20:58
【初対応・全文】CEO福田淳氏と一問一答「直感を信じて、引き受けることにしました」旧ジャニーズ事務所・新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」

旧ジャニーズ事務所所属タレントのマネジメントやエージェント業務を行う新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)の代表取締役CEOを務める福田淳氏が報道陣の取材に初めて応じました。

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▽▽ 以下、一問一答 ▽▽

記者1:社長に就任した経緯をお聞かせ下さい。

福田氏:
 10月2日の会見までは普通にワイドショーを観てまして(そのときは)全然関係なかったんですけれども、その一週間くらい後に、私のNPOの友人を通じて「会ってくれないか」ということで、ジュリーさんと東山さんと井ノ原さんにお会いして。 
 僕は7年前から、エージェント制のことをやってたもんですから。「アメリカではどういう仕組みなんですか」とか、ものすごく細かいところを含めて "エージェント制のビジネスモデル" について、僕が「教える」というとおこがましい…説明する、ということがきっかけだったんですね。
 その話を何回かさせてもらう中で「社外取締役になってくれませんか?」と言われたんですけれども。まあびっくり仰天しましてね。なぜなら私はそういう…旧ジャニーズに限らず、大手芸能事務所と全く真反対の場所にいたもんですからね。「えっ」て思いまして、お断りしたんですけれども。 
 色々話をする中で、今度の、新しいリスタートをするにあたって、透明性だとかいろんなガバナンスが効いてなきゃいけないということを納得しましたので、わかりませんけれども "スパイス" として「社外取締役の役割はあるだろう」と思って、そういう話をしてたんですけれども。
 そこからまた10月中旬以降になったときに、おそらく補償の方が想像以上に大変だったんでしょうね、東山さんが「両方の社長が難しい」ということがあって(補償に)専念されると聞いてですね。また驚いたんですね。
 といいますのは 東山さんが、いろいろなところでおっしゃってましたけど「90歳まで役者の仕事をやるんだ」とおっしゃってましたけれども、あきらめて補償に専念されると。
 東山さん僕より一つ下ですから57ですよね。57歳でこれから30年以上、やりたかったことをあきらめて、というのを自分に置き換えて考えたときに「いや…それは自分にはできない判断だな」と思って。
 直に話すとやっぱり、その人の決意が伝わってくるじゃないですか。「心底そのことを考えて退かれるのだな」と思ったときに、井ノ原さんから「社長をやって下さい」と頼まれて。それもあまりにも急展開で(初めて会ってから)1、2週間しか経ってないくらい…2週間くらい経ってたんですかね。それで、それも、このビジネスの重さを考えると「自分は適任では無いんじゃないか」と思って、お断りしたんですよ。
 なんですけれども、いろんな状況を聞く中で、「創業者のジャニー喜多川氏が犯した罪は世界最大のもので、これは決して許されるものじゃない」それはもう全く変わらないんですけれども、一方で「あこがれの先輩がいたから入った」という話をいくつか聞いたんですよね。そういう、先輩に対する美しい系譜というものがいくつかあって。そしてこの「歌と踊りと演技」のコンテンツがある。そしてそれは韓国のポップスにも影響を与えたし。それは、ちょっと大げさに言いますと「日本の宝」じゃないかと。 

 僕もエンタメ業界36年やってますから。それをこの状況の中で「多分このままいったら瓦解するだろう」と。「無くなってしまうだろう」と。「そんなことで良いんだろうか」と、自問自答しまして。 

記者1:それは旧ジャニーズ事務所が瓦解するだろうということですか?

福田氏:
 というか、そこが培ってきたコンテンツそのものが瓦解してしまう。というのは、このこととは別に「日本の損失」じゃないかと。そういうことで「自分が出来る範囲があるんだったらお引き受けしましょう」と。
 ただし僕は、ただ経営をする人なので。21世紀型のグローバルスタンダードに則った経営のフレームを作れるかも知れないけれど、フレームだけ出来たって、中身が空虚であれば全く意味が無いので。
 今回、全く『SMILE-UP.』と資本関係に無い、独立した内閣というか会社を作ったんですけれども。井ノ原さんには残っていただいて、私は経営、井ノ原さんはタレントさんと向き合うと。あとは財務とかコンプライアンスとかのプロを呼んできて、やっと会社自体ができるところまで来たっていうのが、今日この時点です。

記者1:最終的に引き受けましたと言えるのはいつの日付ですか?

福田氏:
もうあの情報が出た直前ぐらいですね。10月の終わりぐらい。

記者1:今は『SMILE-UP.』と完全に離れているということでしたが、『SMILE-UP.』の方に被害者の方が大勢いらっしゃいますが、そういうことで、悩んでいる方々のことが頭によぎったりはしませんか?

福田氏:
 いや、それはもちろんあります。
 けれど、今回この会社ができる前提となっているのが、社会や経済界から「これはもう分離しないとダメですよ」という要請に基づいて作られていることなので。
 補償は補償で『SMILE-UP.』で専念していただいて。それはもう僕が報道で見る範囲のことでしか無いんですけれども。僕が与えられた役割は、このエンターテイメントビジネスを、今まで色々やきもきさせましたけど、ファンの方がファンの方でい続けて、さらにそれが発展するように、強い組織型のきっちりした会社を作ることなので、そこに専念しようと思っています。

記者1:必ずしも順風満帆にはいかないと思うんですけれども、福田さんが予想する、これは本当に大変なことになると思われることは?

福田氏:
 全部大変ですよ。全部大変。
 今、いろんなスタートアップの中で、これだけタレント160人の方がいて、社員240人の方が居て。ここからリスタートってことになると、新しいオフィスも探さなきゃいけませんし、お金も集めなきゃいけませんし。そういう意味じゃ大変なプロジェクトだと思うんですけれども、まずは大きいこと言わないで、目の前にあるものから順番にやっていくと。
 僕はこれに取り組み始めてからまだ1か月なので、いろいろネット記事をみると「遅いじゃないか」ということなんでしょうけれども、私の1か月で言えば、この取締役陣を作って、新しい会社の名前を決めて、来年の本格的な春の稼働に向けて、形を作るって事で言うと、順調にいってると思います。 

記者1:11月中に発表ということだったと思いますけれども、ずれこんだ理由は?

福田氏:
 そうですね、商標の確認とか、なるべくシンプルな名前の方が良いと思うので。そこでどうしても情報が漏洩してはいけないし、事務的なことで時間がかかりましたね。

記者1:160人のタレントさんがいるということでしたが、この方からこんな話があったと具体的なエピソードがあれば。

福田氏:
 個々の話については中身は申し上げられないんですけれども、160人の方がいて、やっぱり、一番トップというと、木村さんなので。一番最初に木村拓哉さんにご挨拶させてもらって、自分がこれから重責を担おうとしていること、そしてそれについては支援してほしいことを伝えて、分かって頂けたと思います。
 非常にオーラのある方で、本当にスターですよ。僕もずっと、やっぱりファンですし。こういう方と仕事をご一緒させていただくなんて、そんなことが起きるだなんて、10月2日の段階では全く想像してませんから。 
 そこから始まって、160人のタレントの中で、まだお仕事の事情とかでお会いできていない方も何人もいらっしゃるんですけれども、いま日程調整して、お一人お一人話をしている段階です。

記者2:昨日は、なぜファンクラブから動画を配信したのですか? なぜ834人の被害者の方々への話は無かったのですか?

福田氏:
 個人的に思うことはありますけれど、繰り返しになりますけれど、この会社ができた経緯は、世の中や産業界から「補償と分離した会社を作れ」と。そしてそれが僕も必要だろうと思ってこの船に乗ったので、そこで『SMILE-UP.』がやるべき仕事のことを僕がコメントするのはおかしいだろうということで、申し上げるコメントは無かったということです。

記者2:いまはどう考えていますか?

福田氏:
 いまは全く同じですね。
 それはもう昨日の今日の話ですから。

記者2:資本として経営は分離していても、社会としては同じ会社なんですけれども?

福田氏:
 それが同じだったら、この会社は何のために作ったの?ということになって堂々巡りになりますから。繰り返しになりますけれども、これは補償とは全く関係ない・そして創業家も関係ない・『SMILE-UP.』の関連企業の資本も入っていない・全く独立した会社を作るということがミッションで、こういう形でできましたということですから。
 そのことを「真っ先に応援して下さっているファンの方々にお知らせするのが当たり前だ」と思って、ファンクラブの動画に出たわけです。

記者3:現在の補償の状況について、会社としてではなく福田さんご自身がどう見ているのでしょうか?

福田氏:
僕は全然詳細が分からないので、それは『SMILE-UP.』さんに訊いて下さい。

記者4:SNSやファンの中で、福田さんがどんな人物なのか、全然明らかになっていないので、不安がられている方もいらっしゃると思うんですが、そのことについてはどう思われますか?

福田氏:
 僕は経営者であってタレントじゃないので、自分のブランディングの必要は全然ないと思うんですが…できれば、ファンの方々や色んな人に好かれようと思って、ここに出ているわけですけれども、僕の仕事は経営することなので。
 経営を通じてファンの方々に、これから期待感を持ってもらえるようにしたいと思うので、どうぞ今しばらく温かく見守って下さい。

記者2:透明性ってさっきおっしゃっていましたけれど、なぜ記者会見もせずに、こういった形で外で囲みという形をとるんですか? なぜ会見から逃げるんでしょうか?

福田氏:
 逃げる…やっぱり僕、ただの経営者ですから、怖いですよね。
 でもいまこうやってお話ししているので、それが一つの解じゃないでしょうか。 

記者2:会見をやるつもりはないんでしょうか?

(別の男性より)
 適切なタイミングで検討していきたいと思います。

記者2:ファンクラブについては新会社に営業譲渡するんでしょうか?新会社が買収するんでしょうか?

福田氏:
 まだひと月ですからね。そこまで全く実態を知らないので、これからよく精査してやります。

記者2:エージェント機能と、プロデュース機能とマネジメント機能というのが 昨日発表で出てましたけれども、いずれも利益相反が起こっていて、ハリウッドではとてもできないモデルですけれども、これはどうやって両立するんでしょうか? もともとエージェント型にすると言っていたのに、実態はジャニーズそのもので、これだとアメリカに出ていけないんじゃないでしょうか?

福田氏:
いまおっしゃっていることがよく分かりませんけれども、エージェント機能とマネジメント企業のハイブリッド型と申しましたので、プロデュースのことは触れてないと思いますが。

記者2:書いてますよここに、下の方に。

福田氏:
 いや、契約は2種類しかないですよ。

記者2:その下に書いてありますよ。

福田氏:
 それは全く理解できない話ですね。
 エージェント機能とマネジメント機能は、アメリカでは兼業が禁止されているんですけれども、日本はビジネスライセンスではないので。ハイブリッド型ができることが、日本型で良いんじゃないですかね。僕は別に米国追随が良いと思ってないので、日本の風土に合ったやり方で、経営体制を作っていけば良いと思ってますので、それで良いと思っています。

記者2:でもアメリカに出ていくということが大きい目標と書いてありますよね?

福田氏:
その制度でアメリカに出れないということは法的にはないと思いますよ。

記者2:プロデュース機能はどうなんでしょうか?

福田氏:
「プロデュース機能」のおっしゃっていることが、意味がよく分からないんですが。ごめんなさい。

記者2:ここが整理されてないということですね?

福田氏:
 整理されていないのではなくて、もともと契約はタレント契約とマネジメント契約の2種類しかございません。

記者5:これだけメディアが集まりましたので ファンの方々に一言を。

福田氏:
 今年になってファンの方々がやきもきする場面がいっぱいあったと思うんですけれども、今日までファンでいて下さって本当にありがたいと思うんですよね。私のことで、不安な気持ちにさせたとしたら申し訳ないんですけれども、今までのファンクラブサービスに加えて、もっとファンに対する還元だとか、新しいことをどんどん進めてゆきますので、どうぞこれからご期待下さい。よろしくお願いします。

記者6:あらためて今回の役目を引き受けた、最大の理由を教えて下さい。

福田氏:
 やっぱり、格好良い意味じゃなくて、自分の限界を知らなかったと思うんです。自分の限界を知ってたら、こんなタフな仕事は受けられないですよね。でもそこに何かあるんじゃないかと言う感覚を、関係者の方、東山さんや井ノ原さんや木村さんとお会いした時に感じたので。
 やっぱり人ってこうやって話すと、感じるものがあるじゃないですか。だから「テレビの前に出てこい」って言ったら、苦手だけどこうやって出てきたりするんで。そういった自分の感じた直感を信じて、引き受けることにしました。

記者6:先ほども「個人的に色々思うこともある」と。どういったところを感じたのですか?

福田氏:
 僕が映画監督になりたいと思って、大人になって、CM制作会社とか映画会社とかいろいろエンタメの業界に36年いたんですけれども。その目的は、僕は小学生の時に、人を楽しませるのが好きだったので。映画ってものすごい規模で人を楽しませることができるじゃないですか。これはそういう仕事ですよね。なのに不幸にして、色んな不幸なことが重なったのは、見るに堪えない。だから、自分の明るさで、色んな新しいエンターテイメントの幅が広がって、それが少しでも、新しくファンになって下さることが出来るんだったら、そんなすごいこと無いじゃないかって、子どもみたいに感じるんですよ。
 SNSによる中傷だとか、便利なもののはずが人を不幸にしちゃったり、楽しいはずのものが人を苦しくしちゃったりすることが多すぎるので、「もうやめたい」と。なんとか明るい方向に行かないかということで、ちょっと偉そうですけどがんばりますので。その時々にお話しさせてもらいますので、今後ともよろしくお願いします。
  ありがとうございました。

△ △ 全文、以上 △ △

【担当:芸能情報ステーション】

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