「高すぎる枕」は脳卒中になりやすい?“殿様枕症候群” スマホしながら寝る人も要注意【ひるおび】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-02-21 15:55
「高すぎる枕」は脳卒中になりやすい?“殿様枕症候群” スマホしながら寝る人も要注意【ひるおび】

‟新しい病気の概念”として、『殿様枕症候群』が発表されました。
‟殿様枕”とは、江戸時代に使われていた高くて硬い枕のこと。
「高すぎる枕」を使うことで、脳卒中のリスクが上がるというものです。

【写真を見る】「高すぎる枕」は脳卒中になりやすい?“殿様枕症候群” スマホしながら寝る人も要注意【ひるおび】

12cm以上⇒「高い」 15cm以上⇒「極端に高い」

『殿様枕症候群(Shogun pillow syndrome)』は、国立循環器病研究センターの研究チームが提唱した‟新しい病気の概念”です。
高い枕で寝る人ほど、脳卒中の原因の一つである特発性椎骨動脈解離の発症率が高くなるというもの。

椎骨動脈(ついこつどうみゃく)は首の後ろの肺動脈血管で、これが裂けてしまうことで脳卒中を引き起こします。
特発性椎骨動脈解離は、15歳~45歳の脳卒中患者の1割程度を占めています。

研究チームは12cm以上の枕を「高い」、15cm以上の枕を「極端に高い」とし、特発性椎骨動脈解離の患者と、それ以外の病気の患者各53人の枕の高さを調べました。

≪特発性椎骨動脈解離の患者≫
12cm以上:18人 15cm以上:9人
≪それ以外の病気の患者≫
12cm以上:8人 15cm以上:1人

枕が高いほど特発性椎骨動脈解離のリスクが高まることが分かったのです。

なぜ高い枕が殿様枕症候群につながるのでしょうか。

枕が高いと、あごが胸につく方向に曲がっていく度合いが大きくなり、首に負荷がかかります。さらにその状態で寝返りを打つと、首が回るときに血管が傷ついてしまいます。
このようなことが発症の要因と考えられています。

スマホ使用時に“殿様枕”になっている人も

現代では、スマホやタブレットを見やすくするために枕を重ねて高くして寝る人も多くいます。

国立循環器病研究センター脳神経内科 京都大 江頭柊平医師
「何気ない睡眠習慣が脳卒中のリスクになり得る。現代病かもしれない
と指摘をしています。

コメンテーター 朝日奈央:
枕は低めが好きでちゃんと寝ようというときは低くして寝てるんですけど、スマホをいじろうとしている時は枕を重ねてしまっています。気づいたら2、3時間経っている時もあるので気をつけなければと思います。

コメンテーター 杉浦太陽:
僕は枕を2個使っちゃいますね。1個は立てて、1個は重ねて、(上半身を乗せて)寝ています。起き上がってないとしんどいです。

恵俊彰:
それだけ聞くと心配になるね。

自分に合った枕選びを

寝具メーカー「西川」の担当者に、枕について聞きました。

▼枕の素材によって、寝る際に高さが異なるので注意(羽毛や綿は沈み込み大)
▼寝たときに立っているときと同じ姿勢(真っすぐに近い形)をキープできる高さが目安

横向きになった時も、頭の先から背骨のラインがまっすぐになっているのが理想。自分の体(体型)に合った枕を選ぶことが重要ということです。

国立循環器病研究センター脳神経内科 京都大 江頭柊平医師
「今高い枕を使っていてもすぐ問題になるということではない。これを機に緩やかな睡眠習慣の見直しをしてもらえば」
と話しています。

(ひるおび 2024年2月21日放送より)

  1. 海自ヘリ2機と連絡途絶える 墜落か、海上自衛官 計8人が搭乗 7人行方不明
  2. 【速報】訓練中の海自ヘリ2機消息不明 8人搭乗し7人が行方不明 木原防衛大臣「墜落したものとみられる」
  3. 【速報】海自ヘリ2機 「衝突した可能性が高いと判断」 見つかった隊員1人は死亡確認 木原防衛大臣
  4. 「ウクライナをさらに破滅させる」「テロへの直接的支援」アメリカ議会下院ウクライナ支援予算案可決にロシア反発
  5. 大谷翔平 6戦連続ヒットも満塁機で空振り三振...打率&安打数はチーム単独トップ、ド軍は接戦に敗れ今季初3連敗
  6. 横断歩道を横断中の83歳男性がはねられ意識不明の重体 乗用車を運転していた66歳の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕
  7. 大谷翔平 今季11本目の二塁打で6試合連続安打!リーグ単独トップの33安打、好機作り同点のホーム踏む
  8. サファリツアー中の車のボンネットにチーターが!しかもさらに驚きの行動に!!
  9. 岸田総理、靖国神社に真榊を奉納  新藤経済再生担当大臣は参拝  春の例大祭に合わせ
  10. NATO事務総長が歓迎“欧米がより安全に” 米議会下院のウクライナ支援予算案可決受け
  11. 飼い主さんのお出かけを察知した猫たち。必死な様子に「絶対に行かにゃいで」「そしてカメラ目線」
  12. 米議会下院、ウクライナ支援の緊急予算案を可決