アメリカのトランプ次期大統領は、第二次政権の国境政策の責任者に第一次政権でICE=移民税関捜査局の局長代理を務めたトム・ホーマン氏を起用すると明らかにしました。
トランプ次期大統領は10日、自身のSNSで来年1月に発足する第二次政権の国境政策の責任者にトム・ホーマン氏を起用すると表明しました。
ホーマン氏は第一次トランプ政権でICE=移民税関捜査局の局長代理を務めていて、トランプ氏は投稿で「国境を取り締まり、管理することにかけて右に出るものはいない」と評価しています。
トランプ氏は選挙戦で厳しい移民政策を打ち出し、就任初日に大統領令を出して「アメリカ史上最大の強制送還を実施する」などと訴えていました。
トランプ氏は次期政権の人事を進めていて、CNNテレビはエリス・ステファニク下院議員に国連大使のポストを打診したと伝えています。