12月は「キャベツ」や「なす」など5品目の野菜の価格が平年より高くなる見通しです。
農林水産省によりますと、11月は平年の2倍以上の価格で推移している「キャベツ」は、12月の前半まで価格が平年を上回る見込みです。
夏に気温が高かったことや秋の天候不順が要因です。
また、同様の理由で、▼「なす」の価格は12月も平年を上回るほか、▼「きゅうり」「トマト」「ピーマン」についても11月に比べると価格は徐々に落ち着くものの、価格は平年を上回るということです。
一方、「ほうれんそう」や「じゃがいも」「さといも」は、夏の高温の影響を受けなかったことなどから平年並みの価格になるとしています。
農水省は年明け以降の野菜価格について、「12月の気象状況を十分注視していく」ということです。