イランの「核開発計画」をめぐり、イランとイギリス、フランス、ドイツの4か国の代表が協議し、対話を継続していくことで合意しました。
協議は29日、スイスのジュネーブで行われ、イランとイギリス、フランス、ドイツの外務次官級の代表が出席しました。
内容の詳細は明らかになっていませんが、イランの外務次官はSNSで、「今後も外交対話を継続していくこと」で合意したと表明しました。
イランの核開発をめぐっては、2015年にイランと欧米諸国の間で「核合意」が結ばれましたが、トランプ政権時にアメリカが離脱するなど機能不全に陥っていて、イランに対し強硬姿勢を示すトランプ氏が来年、再び大統領に就任するのを前に協議を進めたい狙いがあるとみられます。