中国の製造業の景気の良しあしを示す指数が、判断の節目となる「50」を2か月連続で上回りました。中国政府が経済対策を相次いで打ち出していることが背景にあるとみられます。
中国国家統計局の発表によりますと、11月の製造業の景況感を示す指数である製造業PMIは50.3となりました。
前の月から0.2ポイント上昇し、景気の良しあしを判断する節目の「50」を2か月連続で上回りました。
中国政府は9月以降、低迷する中国経済にテコ入れするため、財政出動の規模拡大や金融緩和などの対策を相次いで発表していて、企業のマインドが改善したとみられます。