防衛省は、中国軍とロシア軍の爆撃機や戦闘機など合わせて17機が、11月30日に日本周辺の上空で確認されたと発表しました。両国の連携を強化する狙いがあるとみられます。
防衛省は、中国とロシアの爆撃機それぞれ2機が、30日午後にかけて長時間にわたり、共同で飛行したことを確認したと発表しました。合わせて4機は中国方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を往復する形で飛行していたということです。
この周辺の空域や日本海の上空では、これ以外にも戦闘機9機や情報収集機2機などを含む13機が確認されていて、合わせて少なくとも17機が飛行していたということです。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応したということです。
中国とロシアによる共同飛行は29日に続いて確認されていて、一連の合同パトロールとみられています。